URA ONI GOCCO - VR JAM HIROSHIMA

広島市空鞘橋port.incさんで行われたVR JAM HIROSHIMA。OculusとUnityをつかって30時間でゲームを作るハッカソンに参加してきました。 学生さんも社会人さんも入り混じって、30人弱が集まり8チームくらいに分かれます 。尾倉さん中奥さんと鼠家さんと恵まれたチームになり球面の裏を歩き回る鬼ごっこをつくりました。 30時間内でできたのは8割くらい。このチームで今後も開発を続けようねーと話しつつイベントを終えて週があけたのでした。

ハッカソンを主催、イベントを仕切りながら、プログラマとしてうちのチームにも参加する尾倉さん…めちゃめちゃしっかりものの大学生さんです。 普段は電柱工事のお仕事されている中奥さんは、趣味でUnityのコミュニティーによく参加されているそうで今回もこられています。 初めてUnityに触れるという鼠家さん、数学の知識を活かしてガンガン実装してもらいました。 柳谷はゲームプランニングとかプログラムの仕様ディスカッションとかデザインとかを担当しました。

アニメーションやオーサリングとプログラムなどマルチな人がチームに集まったのでさくさく開発が進みました。 今回は、重力が使えないことや移動座標がXYZに関わるので、キャラクターが移動するところなど基本を開発することに重きを置くことにしました。 最終的にゲームバランスや通信対戦の部分は30時間のなかでは着手できず残念。 ステージ作りにしても、普段存在しない世界のため、木の配置でも位置を合わせるために3軸回転をいじりまくることになっちゃいました。 初日の夜は朝4時まで木を植え続けたのでした…。 このたびの開発メンバーやWANさんをはじめSHAREFL関係やお仕事でお世話になっているのエンジニアさんなどを絡めながら開発を続けていけたらと思っております。 詳しくはスライドをご覧ください。

現実では体験できない世界を作ろうとアイデアソンで企画したURA ONI GOCCO。 その企画の軸は、Oculusを活かそうというテーマにしました。 3次元空間を上下左右も後ろも自由にキョッロキョロできるVRの中で一番没入できる視野角を持つOculus、 左右のパノラマだけでは楽しめない、上下も視認すると上手に遊べるコンテンツにするほうがより面白くなるのではというアイデアです。 鬼ごっこをすることになり、見つからないように鬼から逃げたりします。「見上げれば世界の逆を見下ろせる」という世界なので 木陰に隠れたりしながら世界をうろうろ。「鬼になっているときも」「鬼になっていないときも」相手を見つけつつ相手に気づかれないようにすることが、上手なプレーとなります。 相手に見つからないように、相手をみつける、そして、スニーキング。鬼の場合は肉食獣のように相手の視界に入らないように近づけば鬼をタッチしやすいですね。 現状は上下左右キーでの移動操作ですが、今後はゲームコントローラーやキネクトでのUIも取り入れていく予定です。またnode.jsやphotonでの通信対戦も実装していきます。

広島や岡山からたくさん集まったエンジニアさん。

開発風景。うちのチーム以外も、いろいろ面白い開発が行われました。お化け屋敷や、アリ目線のゲーム、ハイジのブランコ体験など。 ハッカソンでは開発が中途半端になったり、企画がオープンになったりしてしまうデメリットもありますが、出会いのあることは有意義なことだなーと思います。 チーム開発でもイベント運営でも力を発揮していた尾倉さん。運営の方々、参加された方々ありがとうございます。 まだなかなかビジネスにならないVRの世界ですが、面白いものがどんどん生まれるエンジニアコミュニティーが活性化すればよいなーと思います。





URA ONI GOCCO

開発メンバー 尾倉 侑也
中奥 貴浩
鼠家 正則
柳谷 武
初期開発 2015 11/27 (土) 10:00 - 11/28 17:00
開発の継続 2015 11/29~
開発会場 port.inc
お問い合わせ info@sharefl.jp
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